ホークス大関初完封「狙った」 球団左腕6年ぶり、監督「100点満点」

 ◆ロッテ0―16ソフトバンク(7日、ZOZOマリンスタジアム)

 116球を投げきった直後、顔色一つ変えなかった左腕から笑みが漏れた。九回2死一塁。146キロ直球で山口のフライを一塁のリチャードが背走しながら好捕。ソフトバンクの大関は被安打3でプロ初完投初完封を成し遂げた。

 「九回は完封を狙いにいった。最後は(リチャードに)『捕ってくれてありがとう』って感じだった」。3月31日に七回途中1失点でプロ初先発初勝利を挙げた千葉で再び好投。隣県の故郷茨城から応援に駆け付けた両親や友人の前で雄姿を見せ「やっぱり応援してもらえるのはやる気が出る」と語った。

 ソフトバンク投手の完封は昨年7月12日の楽天戦(ペイペイドーム)で達成したレイ以来で、左腕に限れば2016年4月20日のロッテ戦(QVCマリン。現ZOZOマリン)での和田以来。昨季先発左腕が挙げた白星は和田5勝、笠谷2勝の計7勝のみだ。延長十一回を戦った前日の6日に6人が登板した救援陣を休ませただけでなく、先発左腕不足という課題の解消も見えた大関の快投だった。

 藤本監督は大関について「最初はちょっと力んでいたが、80、90球(を投げた)くらいからストライクが先行した」と語り「きょうは100点満点」とたたえた。チームは今季2度目の5連勝。快走するソフトバンクにとって大きな勝利だ。 (長浜幸治)

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