力強く再建に進む旦過市場を後押ししたい

町田そのこ 北九州てくてく手帖【10】

 4月19日、旦過市場が大火に見舞われた。馴染(なじ)み深い街並みから黒煙と炎が吹きあがっている光景が、脳裏に焼きつけられたごとく、忘れられない。どうして。何があったの。そんなことしか考えられないまま、呆然(ぼうぜん)とニュース映像を眺めた。何もかもを舐(な)めとるような炎と自分が歩いた風景が何度も重なり、胸が締め付けられるような焦燥感を覚える。あのとき、旦過市場に訪れたことのある誰もが、同じ心境だったことだろう。

 火事から2週間ほど過ぎたころ、旦過市場に足を向けた。生々しい焼け跡があり、まだ立ち入り規制もされていたが、...

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