『春のこわいもの』川上未映子著 切り立った感性に気圧される

 生殖と命と人生という正答なきテーゼを追った長編『夏物語』から2年半、待望の最新刊には、掌編を含む6作品が収められている。こうした短編世界で見せてくれる切り立った感性には、気圧(けお)されるほどだ。畳みかける心理描写、効果的な言葉の重複もいいが、何よりそれらは解釈を経ずにダイレクトに脳に飛びこんでく...

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