高さ5メートルのフェンスにしがみつく高齢者を救助…嘉麻署が感謝状

 福岡県警嘉麻署は4月25日、夜間に道に迷い、のり面の上で動けなくなった嘉麻市の男性(72)を救助したとして、同市山野の会社員広瀬博子さん(55)に県警本部地域部長による感謝状を贈った。人命救助など功労が特に大きい人に贈られるもので、同署管内では2020年以来2年ぶりという。

 広瀬さんは3月7日午後7時過ぎ、帰宅途中に「助けてください」という声を聞いた。声のする方に駆け寄ると、住宅地にある高さ5メートルののり面のフェンスにしがみついている男性を発見。110番後、夫の協力を得ながら、ベルトを使ってフェンス越しに男性の体を支え、署員が到着するまでの間に男性が転落しないよう、保護し続けた。

 嘉麻署で中村秀雅署長から感謝状を受け取った広瀬さんは「危険な場所だったので大けがにつながっていたかもしれない。助かって良かった」と話した。中村署長は「市内には高齢の方がかなり多い。今回のように助けてくれると心強い」と謝意を述べた。

 (長松院ゆりか)

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