福岡六大学野球、九産大がV6へ逆王手 15日、九共大と決戦

 福岡六大学野球の春季リーグ戦(西日本新聞社後援)の第6週第1日は14日、福岡市の九産大野球場で3試合が行われ、逆転優勝を狙う九産大が九共大に5-3で先勝し、リーグ戦6連覇(2020年春は新型コロナウイルス感染拡大のため中止)へ「逆王手」をかけた。エース渡辺翔太(4年・北九州)が7回2/3を3失点で今季負けなしの5勝目を挙げた。第2日の15日は九産大と九共大のいずれか勝ったチームが勝率で上回り優勝となる。日経大は福工大に、福教大は九工大にそれぞれ勝利した。

九産大、投打の要フル回転

 九産大が優勝に王手をかけていた九共大を破り、リーグ6連覇へ「逆王手」だ。大久保監督は緊迫した試合を制し、「気持ちがぶつかるいい試合でした」と充実感を漂わせた。

 投打の主役がチームを引っ張った。先発のエース渡辺は7回2/3を3失点でしのぐ粘りの投球で今季負けなしの5勝目を挙げた。打っては今季初めて4番に座った片渕(4年・飯塚)が初回に先制打、七回にも2点適時打で追加点を挙げ、エースをもり立てた。片渕は「4番を任されたので役目を果たして投手を助けたかった」と喜んだ。

 次戦で優勝の行方が決まる。渡辺は「振り出しに戻って挑戦者の気持ちで優勝を決めたい」と連投も辞さない構えで、ライバルを破り8大会連続の全国切符をつかむ。 (前田泰子)

九共大、梁瀬の一発で鼓舞

 九共大は逆王手をかけられたが「勝てば優勝」の状況は変わらない。3年生主将の梁瀬(長崎日大)は「ベンチはいい雰囲気で声を出し合っている。明日(15日)はどれだけ士気を上げて戦えるかが大事」と最終決戦へ自信を漂わせた。

 梁瀬は3点を追う七回にソロ本塁打など3安打2打点と気を吐いた。打撃好調の5番大上(4年・自由ケ丘)も2安打。チームの安打数は九産大の2倍となる8安打を放った。打線がつながらず得点には至らなかったが打線は活発だ。

 次戦15日の先発は、4月10日の福工大戦の三回に2点を失って以降、計19イニング連続無失点中の稲川(1年・折尾愛真)が有力。上原監督は「(起用したならば)稲川には重圧をはねのけ、楽しんで投げてほしい」と大一番での躍動を期待した。 (山崎清文)

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