J1福岡、5戦ぶり黒星 元同僚の遠野にまた“恩返し弾”許す

 またも“恩返し弾”を許してしまった。0-0で折り返した後半10分。相手スローインからの攻撃に対応しきれず、ゴール前でノーマークになった遠野に先制点を決められた。4分後にもCKから失点。前節まで4試合で1失点だった堅守を崩され、DF奈良は「組織的な守備の練度は高まっているが、個々がレベルアップしないといけない」と痛感した。

 2020年に当時J2の福岡で11得点して昇格に貢献した遠野には、昨年4月のアウェー戦でも先制点を決められ、1-3で敗れた。ミドルシュートで先制された反省から相手への寄せを速くする意識を高め、8月のホーム戦で川崎の無敗記録を止めるなどして過去最高の8位で残留した。

 再び元同僚にやられたが、奈良は「まだ意識を変えられる時期に気付けたのは悪いことではない」と前向きに受け止めた。長谷部監督も「(J1上位の)基準はここだよとまた確認できた」とうなずく。シュート3本に終わった攻撃もパスの精度に欠けるなど課題は多い。遠野と川崎に学んだ教訓を生かし、さらに成長する。(末継智章)

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