象が、回転寿司が、やって来る ジョゼ・サラマーゴ「象の旅」【本のおすそわけ 川野里子】

 平穏な日常に見たことのないものがやってくる、というのは実に大変な事だ。ジョゼ・サラマーゴの小説『象の旅』は、贈り物となった象がポルトガルからオーストリアまで隊列を組んで行進する話である。時は一五五一年。大航海時代だが、大方の人々は小さな村で暮らし、教会の強い影響下にある。象などという生き物を見たこ...

残り 1264文字

この記事は会員限定です。

月額1,100円で、全ての記事が読み放題。
今すぐ無料トライアルで続きを読もう。

ビューアアイコン

すべての記事が読み放題

特集が読み放題

記者渾身の特集が読み放題

会員特典

福岡で使える会員特典 プレミアムコース

関連記事

PR

PR