柔道女子78キロ級・佐藤瑠香が引退 「頑張り続けた私自身を褒めてあげたい」

 コマツ女子柔道部は17日、世界選手権に4度出場した女子78キロ級の佐藤瑠香(30)の引退を公式サイトで発表した。今後については未定。

 福岡県中間市出身の佐藤は高い身体能力から繰り出す足技が武器で、八幡工高(福岡)1年時と3年時に全国高校総体の同級で優勝。3年時には体重無差別の5人制団体戦で行われる金鷲旗高校柔道大会(西日本新聞社など主催)に4人で挑み、大将として初の準優勝に導いて話題になった。

 卒業後にコマツへ入社すると2010年の世界選手権で無差別級に出場し、13、14、17年は78キロ級で出て最高は17年の5位。18年にはジャカルタ・アジア大会で優勝するなど混戦の78キロ級で一線級として長く活躍した。

 6歳で柔道を始めてから五輪代表を目指し、何度も候補に挙がったが、度重なる脚のけがに悩まされた。12年ロンドン五輪は緒方亜香里(当時筑波大)=熊本県宇城市出身、16年リオデジャネイロ五輪は梅木真美(当時環太平洋大)=大分県九重町出身、21年東京五輪は浜田尚里(自衛隊)=鹿児島県霧島市出身=と同じ九州出身のライバルに阻まれて涙をのんだ。

 佐藤は公式サイトを通じ「夢をかなえることができず柔道人生を終えますが、24年間の柔道人生、そして16年間全日本強化選手として頑張り続けた私自身を褒めてあげたい」とコメントした。 (末継智章)

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