【日高逸子物語】「理想のパートナー」がいてこそ、恩返しはレースで
水上のグレートマザー日高逸子物語(53)
日高逸子の夫、邦博は「専業主夫」の先駆けだった。男性の育児参加が社会的に求められ始めたのは、1999年に男女共同参画社会基本法が施行されて以降のこと。邦博が家庭に入った90年代の初めは、まだ異端だった。
邦博は嫌な顔一つせず仕事を辞め、名字も変えた。掃除、洗濯、育児…。逸子が何も言わなくても、率先してこなした。
「ほんとに献身的に尽くされている感じです」
逸子は邦博の姿勢に...
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