アビスパ福岡、全員守備で6年ぶり突破 ルヴァン杯1次リーグ

Jリーグ・YBCルヴァン・カップ1次リーグ最終節(5月18日・味の素スタジアム)

 今季のJ1でリーグ最少9失点の福岡が自慢の堅守で1次リーグを突破した。引き分けでもプレーオフ進出を決められる状況で、全員でプレスをかけ、カウンターで攻め立てる手堅い戦いを見せた。後半は相手にシュート2本しか打たせず、金森は「勝ち切れなかったけど、誇っていい」とうなずいた。

 川崎に0―2で敗れた14日のJ1リーグ戦から先発メンバーを全員入れ替えた。起用されたのは今季リーグ戦で出場機会が少ない選手ばかり。それでも練習で分け隔てなく守備の方法と意識を統一している選手たちは、難なく息を合わせた。

 前線の選手がボールを追い、中盤で奪取。金森は「監督が細かく教えてくれる戦術を全員が理解し、誰一人手を抜かなかった」と胸を張る。長谷部監督は「多くの人間がチームプレーできるのがアビスパ福岡のスタイル」と誇らしげに語った。

 6年ぶりの1次リーグ突破だが、クラブ初のベスト4を目標に掲げる。その前の8強入りを懸けたプレーオフで、過去6度優勝の実績を持つ鹿島と対戦する。長谷部監督は「突破は相当難しいと思うが、勝てない相手ではない」と前を向きつつ「攻撃をもう少し高めないといけない」と課題を挙げた。シュート3本に終わった攻撃力を進化させ、さらに上位を目指す。

 (末継智章)

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