クルークス弾&堅守! アビスパ、21年ぶりマリノス撃破

 ◆明治安田生命J1第14節 福岡1―0横浜FM(21日、ベスト電器スタジアム)

 歴史の扉を開けるゴールは、クルークスの左足から生まれた。後半13分。福岡はスローインから山岸とフアンマが頭でつなぎ、ベルギー人MFが丁寧にゴールネットに突き刺した。値千金の今季2得点目に「アビスパのスタイルを貫いた結果が21年ぶりの勝利につながった」と胸を張った。

 J1リーグ戦で最多26得点を誇る横浜Mの猛攻も、最少9失点の堅守で耐え抜いた。終盤に退場者が出て10人になっても分厚い攻撃を仕掛けてくる相手を、激しいプレスと組織的な守備で阻止。10分以上に及ぶ長いロスタイムの末に、勝利のホイッスルが鳴った。

 横浜MにJ1リーグ戦で勝ったのは3度目で2001年以来だ。前節の川崎戦はスローインから失点しただけに、長谷部監督は「反省より、もう一つ上のことができた。映像で振り返り、ミーティング、トレーニングで積み上げた結果」と選手のプレーに目を細めた。

 「(試合前の)ロッカールームで21年ぶりに勝とうと話していた」。クルークスは明かす。外国人選手も一丸で「同じ絵」を描けることが、チームの最大の強みだ。「今季も『何年ぶり』とか『初めて』とか、そういう勝利を達成できるように」。長谷部監督の下で成長を続ける福岡の〝野望〟は尽きることがない。 (向吉三郎)

「村神」好セーブ連発 

 福岡のGK村上が再三の好セーブでピンチを防いだ。前半は至近距離から放たれたシュートに対して体を張って防ぐと、後半はハイボールを確実に処理。前節の川崎戦でJ1通算50試合出場を達成し、51試合目の新たな一歩を無失点で飾った。神懸かり的なセーブを連発する姿から、サポーターに「村神」と呼ばれる守護神は「最後までみんなが体を張り続けてくれた」と仲間たちをたたえた。

関連記事

PR

PR