3秒の「ながら」、パパ奪った 書類を脇見運転…厳罰化は「携帯」だけ、遺族涙

 「ながら運転」が壊したのは、幼い子ども2人との幸せな日々だった。福岡県筑紫野市の女性(37)の夫は昨年8月、バイクを運転中、車線をはみ出してきたトラックと衝突し、死亡した。トラック運転手は公判で「手元の書類を見ていた」と、うなだれながら説明した。携帯電話やカーナビを見ながらの運転は厳罰化されたが、今回の運転手は執行猶予付きの有罪判決だった。女性は「見た物が携帯電話でも書類でも奪われる命の重みは同じ。絶対にしないで」と訴えている。

 「お盆に休みを取れるように、日曜日だけど仕事に行ってくる」。そう話していた会社員の夫=当時(35)=は昨年8月8日、夜が明けないうちに出勤。間もなく、女性の携帯電話が鳴った。「ご主人が事故に遭い、意識がありません」。搬送先の病院からだった。 

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