「ウクライナの次はここなの…？」台湾見晴らす島に緊迫感、ニュースに涙こぼした息子
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日本最西端にある与那国島。中国の軍事的台頭やウクライナでの戦争を受け、住民の不安も高まっている（撮影・久知邦）
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水産庁から届く「漁業安全情報」に目を落とす沖縄県の与那国町漁業協同組合の嵩西茂則組合長。「台湾軍の演習の活発化を受け、漁場が狭まっている」と嘆く（撮影・久知邦）
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与那国島南部のインビ岳にそびえる監視レーダー。与那国駐屯地の沿岸監視隊が周辺海域、空域の艦艇や航空機を常時見張っている（撮影・久知邦）
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与那国島の地図
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牧草地の丘陵に建つ陸上自衛隊の与那国駐屯地。台湾有事もにらみ、2023年度には敵のレーダーを無力化する電子戦部隊も配備される（撮影・久知邦）
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安全保障を考える 与那国島からの報告
南国の梅雨空の下、放牧された馬や牛が道路をのんびり横切っていく。約1700人が暮らす、日本最西端の与那国島（沖縄県与那国町）。大気が澄んだ日には、111キロ西にある台湾を見晴らす島は今、静かな緊迫感に包まれている。
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