「国境の島」対馬の苦悩としたたかさ 寺院「以酊庵」から迫る外交事情
対馬(長崎県対馬市)は朝鮮半島と九州の間に浮かぶ「国境の島」だ。その歴史を紹介する「対馬博物館」が4月、市街地の厳原地区に開館した。開館記念の特別展で取り上げるのは、江戸時代の対馬で朝鮮外交を担った寺院「以酊庵(いていあん)」。朝鮮との盛んな交易や、外交面での苦労を象徴的に物語る存在である。
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