タカ、左腕宮城対策の右打線“不発” 連勝3でストップ

 ◆オリックス4-3ソフトバンク(21日、京セラドーム) 

 ソフトバンクは、オリックスの先発宮城に対し、先発メンバー9人のうち、右打者を7人という徹底した左腕対策。5番今宮は、昨季の対宮城が8打数4安打、今季もこの日の試合前まで6打数4安打という、無類の宮城キラー。試合前、藤本監督も「つなぐ5番で入れています」とチャンスメークの期待をかけての起用理由を力説。その今宮だが、二回無死一塁で遊ゴロ、四回も空振り三振。先頭打者だった七回に左前打も、得点にはつなげられなかった。

 宮城からのヒットはすべてシングルの5本だったが、そのうち先制タイムリーを含む2安打を放ったのが、2人だけ入った左打者の三森。三回1死二塁から、147キロのストレートを左前へ運ぶ先制打。この三森も昨季、宮城に対して9打数3安打、今季も試合前の時点で6打数2安打という相性の良さだった。

 ただ八回途中まで投げた宮城に対し、6イニングで先頭打者が出塁しながらも、八回までに奪ったのは2点だけ。投手陣が先に崩れ逆転負けだ。

 惜しむらくは、1点を追う九回2死一塁のラストチャンスで控え野手が周東1人しか残っておらず、延長突入ならけが人が出た時に対応できないため、18日の楽天戦でサヨナラ2ランを放ったチーム一の俊足男を代打でも代走でも使えなかったこと。「それはこっちのミス」と藤本監督。宮城対策も実らず、ちぐはぐなベンチワークも重なり、連勝は3でストップ。モヤモヤの残る黒星だ。 (喜瀬雅則)

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