レガシーを生かす北九州市

数十円、3000円、そして1兆円

職場近くのうどん屋がついに音を上げた。多くの店が値上げを選ぶ中で粘ってくれていたが、小麦粉、てんぷら油、肉に野菜、電気にガスとあらゆるものが高くなり、値上げに踏み切った▼...

先送りと「聞く力」

あいまいな態度で先送りすれば、いずれ自分の首を絞めることを経験上、知っている。岸田首相の言う「核兵器のない世界」の実現もその道筋にはまりこんでいないか。6月にウィーンで開...

「文通費」見直し　うやむやでは許されない

参院選の公示直前まで開かれていた通常国会で果たされなかった約束がある。国会議員に毎月100万円を支給する「調査研究広報滞在費」（旧・文書通信交通滞在費）の使途公開と、未使...

沖縄県の地方創生　「人的伴走支援」の振興　「地域づくり最前線」...

「ここで生きるネット」発吉弘拓生2019年春から、公益社団法人沖縄県地域振興協会が取り組む、地域づくりイノベーション事業に関わりました。地域課題の解決や活性化につながる、...

【提論2022】日本の安全保障　平野啓一郎さん

◆軍事危機だけにあらずロシアによるウクライナ侵攻後、日本でも防衛予算の増額を巡る議論が活発化している。「日本を取り巻く安全保障環境は深刻さを増し、……」とは、政治家だけで...

「おかしくなりそう」福岡市の商業施設殺害事件、遺族が苦悩する少...

福岡市の商業施設で2020年8月、当時15歳だった少年に娘を刺殺された母親（51）が西日本新聞の取材に応じ「事件を思い出さない日はない。この悔しさは、一生引きずらないとい...

利用低迷「マイナ保険証」　患者にも医療機関にも見えないメリット

この記事のポイントは✓そもそもマイナンバーカードを取得している国民が約4割にとどまる✓国民にとっては保険証も使えるので変えるメリットなし。医療機関も使う患者がいないのでコ...

100円均一「続けるのがきつい」それでも下ろさない“看板”

100円ショップが、曲がり角を迎えている。ロシアのウクライナ侵攻や円安で商品の原価が高騰し、低価格を維持するのが厳しくなっている。100円より高い商品にシフトする大手もあ...

なぜ？久留米市でため池の水抜かれる　農家たまらない「少雨続けば…」

福岡県久留米市の2カ所の農業用ため池で、排水口の栓が抜かれる被害が発生した。このうち1カ所は池の水がほぼ全部抜かれ、底が見える状態だ。ため池は周囲にもあり、直ちに農業への...

3秒の「ながら」、パパ奪った　書類を脇見運転…厳罰化は「携帯」...

先送りと「聞く力」

あいまいな態度で先送りすれば、いずれ自分の首を絞めることを経験上、知っている。岸田首相の言う「核兵器のない世界」の実現もその道筋にはまりこんでいないか。6月にウィーンで開...

「誰のおかげで…」

「誰のおかげで生活できると思っているんだ」。昭和のせりふと思っていたら、とある人生相談で40代の夫婦のやりとりとして登場して驚いた。自分は言いません、と良い夫ぶりたいわけ...

米空軍からエアメール

米空軍からエアメールが届いた。3カ月前に情報開示を請求していた、ある事故に関する80枚もの公文書が束になって送られてきた。それまで何も音沙汰がなかったので、いきなりの開示...

旋律浮かぶトロイメライ　戦争の不条理、演劇で浮き彫り

福岡県大牟田市出身の俳優、佐藤正和さんが9月に同市で「父と暮せば」（井上ひさし作）の二人芝居を開く。「悲しい出来事を風化させてはいけない」と熱く語る佐藤さんを取材しながら...

ゆりかごの先へ

「病院に『捨て子保護箱』」。2006年11月10日の本紙朝刊の見出しだ。親が育てられない乳幼児を匿名で受け入れる設備「こうのとりのゆりかご」を、熊本市の慈恵病院が開設する...