アサヒビール新工場は鳥栖に 面積は博多工場の2倍以上、26年稼働

 アサヒグループホールディングスが、アサヒビール博多工場(福岡市)を閉鎖して新たに稼働する新九州工場(仮称)の建設地を、佐賀県鳥栖市に決めたことが23日分かった。同日午前、同市に譲渡契約を申し込んだ。同社は同日中に発表する。

 関係者によると、新九州工場の敷地面積は25万平方メートルを超え、博多工場の2倍以上となる。ビールなどの酒類に加え、グループ会社のアサヒ飲料の製品も製造する最新型の工場として2026年に操業を開始する計画。九州や中国地方向けに、主力の「アサヒスーパードライ」や「クリアアサヒ」などを生産する。博多工場の従業員約120人は、主に新工場に配置転換する。

 新型コロナウイルス禍による外食業界の低迷や健康志向によるアルコール離れでビール需要は減少傾向が続いており、アサヒは生産拠点の再編を進めている。1921年に操業開始した博多工場は同社の国内ビール工場で2番目に古く、酒類以外の飲料も加えた効率的な生産体制で競争力の強化を図る。(取材班)

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