ヤングケアラー自治体窓口 なぜ増えぬ子どものSOS 想像以上に高い役所の壁

 大人に代わって子どもが家事や家族の世話をする「ヤングケアラー」。九州の自治体では相談窓口の設置や当事者を支援機関などにつなぐコーディネーターの配置が始まったが、肝心の当事者からの相談は伸び悩んでいる。学校との連携や家庭へ働きかける仕組みは手探りの状態で、各自治体の取り組みもばらつきが大きい。関係者は国に支援の法制化を求める。 (梅本邦明)

 福岡市は昨年11月にヤングケアラー専用の相談窓口を設置。今年3月末までに延べ80件の相談を受けた。内訳は学校関係者27%▽福祉や医療などの関係者17%▽かつて子どもの頃に家族を世話していた人17%▽何らかの困難を抱える子どもの親族13%-など。当事者とみられる子どもや若者からの相談はなかった。相談の多くは電話で寄せられ、市側は病児保育など支援制度を紹介するなどした。

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