久留米藩の軍艦「千歳丸」その後 商船への改造絵図確認、マスト増設

 幕末に久留米藩が購入した英国製の軍艦で、明治維新後は国や企業の手に渡り、商船やタンカーとして活躍した蒸気船がある。「千歳(せんざい)丸」(後の青龍丸)。藩を離れた後の動向が、久留米市文化財保護課の小沢太郎さんの研究で分かってきた。このほど発表した論文では、“新発見”の絵図で商船時代に改造された事実を明らかにした。

 千歳丸(全長56・4メートル)は1867(慶応3)年に製造され、この年、久留米藩が購入する。明治政府の手に渡るまでの歴史は、郷土史家が地元に残る史料で研究していたが、その後は謎だった。小沢さんは7年ほど前から他県や船会社の史料で来歴を追っている。

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