「野党共闘の先進地」ほころび 参院選新潟選挙区、脱原発で立民陣営不協和音

 公示後初の週末の6月25日。青々とした田んぼに囲まれた新潟市内の住宅街の一角に、国会論戦で聞き慣れた声が響いた。「本当に厳しい戦い。権力との壮絶な戦いであります」。4選を狙う立憲民主党現職の森裕子。閣僚を問い詰める弁舌に定評がある森だが、この日の表情には、余裕は見られなかった。各種情勢調査で、新潟選挙区の立民と自民党の事実上の与野党一騎打ちは「横一線の激戦」となっている。

 森が3選を果たした2016年参院選で、新潟の野党は橋頭堡(ほ)を築いた。市民団体がつなぎ役となって共産党も含めた非自民勢力が結集する野党共闘の枠組みだ。その成功体験が原動力となり、野党系を一本化した統一候補が17年、21年衆院選の県内多くの小選挙区や19年参院選新潟選挙区で勝利を重ねた。「野党共闘の先進地」とも呼ばれる。

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