「おばさん、どこにいるの」残された家に花供え 熊本豪雨なお2人不明
熊本豪雨では、2年がたった今も2人が行方不明のままになっている。球磨川沿いの自宅で濁流にのまれたとみられる芦北町天月の城幸恵さん=当時(89)=もその一人。「せめて遺品だけでも見つかってほしい」。毎月、自宅跡に足を運ぶおいの文博さん(75)と妻裕子さん(73)は、喪失感に苦しむ日々を過ごす。
文博さん夫妻は3日午前、窓や内壁が剥がれた幸恵さん方の居間に花を供えた。「もう2年になるよ。今どこにいるの」。手を合わせ、優しく語りかけた。
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