「兄貴、さよなら」濁流に襲われた妹の最後の電話 熊本豪雨2年

 熊本県内で関連死2人を含む67人が犠牲となり、2人が行方不明となった熊本豪雨から4日で2年となるのを前に、甚大な被害があった人吉市と八代市坂本町で追悼式が営まれた。「忘れられない」「また会いたい」。遺族らは懐かしい顔を思い浮かべ、花を手向けた。

 「兄貴、さよなら」。電話越しに聞いた声が脳裏から離れない。4人が犠牲となり、1人が行方不明となった八代市坂本町であった追悼式で、遺族を代表し「追悼のことば」を述べた、塩崎つぼみさん=当時(68)=の兄忠夫さん(83)=益城町=は妹と交わした最期を思い出し、言葉を詰まらせた。濁流に襲われた妹。「2年たったが、昨日のことのよう」と涙を浮かべ花を手向けた。

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