台風4号は温帯低気圧に 官房長官「人的被害の報告ない」

 5日朝、長崎県佐世保市付近に上陸し、同県や福岡県、熊本県に大雨をもたらした台風4号。松野博一官房長官は午前の記者会見で、災害への政府対応や、岸田文雄首相が参院選の遊説で午前9時50分ごろに羽田空港を出発し、九州に向かったことに対する危機管理上の影響を問われ、次のように答えた。

 「台風4号は本日(午前)6時前ごろに長崎県佐世保市付近に上陸をし、時速20キロで北北東に進み、温帯低気圧に変わりました。高知県では線状降水帯が本日未明に発生をし、非常に激しい雨が降りました。また九州地方でも、長崎県、熊本県、福岡県で記録的短時間大雨情報が発表されるなど、大雨となっています」

 「この台風などの影響により、明日にかけて東海地方から西日本の広い範囲で大雨になる見込みであり、四国地方においては、線状降水帯が発生しやすい状況が継続しています。現時点で特段の人的被害の報告は受けていませんが、大雨となった地域では、家屋の浸水などが発生しています。明日にかけて大雨が見込まれる地域にお住まいの方におかれては、避難情報や最新の気象情報に留意し、特に土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒し、強風や高波にも注意していただきたいと思います。また、大気が不安定となり、広範囲で大雨になる地域があるため、早め早めの避難による安全確保を行っていただくなど、十分な備えをお願いいたします」

 「本日、(岸田)総理は(参院選の)遊説のため長崎県、大分県および福岡県を訪問する予定であると承知をしています。政府においては、台風4号に備え、昨日、二之湯智防災担当大臣のもと関係省庁災害警戒会議を開催し、体制の確保や地方自治体との連携などについて意思統一を図ったところであり、本日も緊張感を持って対応に当たっているところであります。今後の台風に関する情報についても、適時適切に総理に報告をし、政府として危機管理に万全を期してまいりたいと考えております」

(取材・構成=久知邦)

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