「緊急事態を通り過ぎた」鷹ドロー3位転落 相次ぐ離脱、肩落とす監督

 ◆日本ハム3-3ソフトバンク(4日、札幌ドーム)

 今季リーグ最長の4時間57分の激闘の末に痛み分け。最下位の日本ハムから今季3度目となる3連敗は食い止めたが、勝利には届かなかった。藤本監督も「疲れた。うーん…。難しいね」と厳しい表情で振り返った。

 先発レイを含め、今季最多となる9人の投手をつぎ込む総力戦となった。勝利を逃したのは本塁打の威力だった。3点リードの五回に1点を奪われ、なお2死二塁で万波に11号2ランを浴びた。このカード7本目、日本ハム戦は今季通算で25本目の被弾だった。

 コロナ禍や故障で主力の離脱が相次ぐチームはエース千賀が新型コロナウイルス陽性となった。グラシアルも腰痛のため出場選手登録を抹消された。投打の主軸を次々と欠く事態に、指揮官も「緊急事態を通り過ぎているからね」と肩を落とした。

 楽天が勝利したため、チームは今季初めて3位に転落。さらに首位西武とのゲーム差も3に広がった。藤本監督も「こういう状況が続いていくけど、なんとか食らいついていくしかないよね」と力を込めた。

 4週連続で6連戦以上が続く8月、さらに11連戦が控える9月に向け、どう苦境から抜け出すか。札幌からの移動後、本拠地で楽天と対戦する5日の試合から立て直しを図るしかない。 (鬼塚淳乃介)

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