鷹三銃士、快勝導く 39歳松田適時内野安打 36歳デスパ快音 32歳中村晃3号

 ◆ソフトバンク7-3楽天(5日、ペイペイドーム)

 39歳のベテランが全身で喜びを表現した。初回に36歳のデスパイネの二塁打で先制。さらに2死満塁から松田が遊撃内野安打で追加点をもぎ取った。「足です。どんな形でもいい。この時期はそういうのが大事」。執念の一打を振り返った。

 滝中には昨季から前回対戦まで5連敗。新型コロナウイルスの濃厚接触者疑いで一時離脱した松田が昇格即スタメンで起用されたのは、難敵右腕に2敗を喫した今季の過去2度の対戦で4打数3安打だった好相性も買われたからだった。

 ファームでは8年ぶりに2軍戦に出場。さらに「筑後で暑い中、走り込んできた」と笑う松田に刺激を受けたように、五回はデスパイネの2ランと32歳の中村晃の2者連続アーチで滝中をKO。30代のベテラン3人が計5打点を稼ぎ出した。

 後半戦はなかなか波に乗れず、コロナ禍や故障などによる離脱者も相次いでいる。試合前に「緊急事態を通り過ぎているので、ベテランの力が必要」と話した藤本監督も「(松田の)あの内野安打がチームを盛り上げてくれた」と感謝した。

 8月は4試合目で初勝利。連敗を「2」で止め、楽天と入れ替わる形で2位に再浮上した。「ここにいるのはソフトバンクの1軍に選ばれた選手。全員野球でチーム一丸となって頑張る」。藤本監督は苦境を克服した先にあるゴールを見据えた。 (小畑大悟)

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