台風接近、九州強風域に 枕崎市で最大風速27.4メートル

台風8号の接近で、白く砕けながら打ち寄せる波=9日午前11時56分、鹿児島県枕崎市 拡大

台風8号の接近で、白く砕けながら打ち寄せる波=9日午前11時56分、鹿児島県枕崎市

※気象庁のホームページより(9日午後1時45分発表)

 大型で強い台風8号は九州に近づき、9日朝までに九州全域を風速15メートル以上の強風域に巻き込んだ。福岡管区気象台によると、台風が予報円の中心を進んだ場合、10日正午には熊本県に達する見通し。九州に上陸する恐れが高まった。接近時には速度が25キロ程度と遅いため、九州は長時間にわたり、台風の影響を受けるとみられる。

 枕崎市では9日未明、最大瞬間風速27・4メートルを観測。同日昼ごろ、鹿児島県薩摩地方と長崎県の離島が風速25メートル以上の暴風域に入った。10日にかけて九州南部を中心に九州全域で大荒れの天気となる見込み。梅雨前線の影響で九州は既に大雨に見舞われており、気象台は暴風や高波、大雨に加え、土砂災害への厳重な警戒を呼び掛けている。

 10日正午までの24時間予想雨量は多い所で九州北部100~300ミリ、南部300ミリ。その後の24時間でも北部50~150ミリ、南部300~500ミリの降雨が予想される。

 福岡県は10日昼すぎ、筑後地方の一部が風速25メートル以上の暴風域に入る見通し。一方、沖縄本島地方は9日朝、台風通過後に大雨に見舞われた。気象庁は大雨、暴風、波浪の特別警報をいったん解除したが、大雨の特別警報を再び出した。

 台風8号は9日正午現在、九州の西を時速25キロで北へ進んだ。中心気圧は965ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートル。中心の東側300キロと西側110キロ以内が風速25メートル以上の暴風域になっている。


=2014/07/09付 西日本新聞夕刊=

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