北部九州で局地的大雨 長崎市で海面急上昇

 停滞した梅雨前線の影響で、九州北部は13日未明、局地的に大雨に見舞われた。北九州市の周辺では朝方に交通機関が乱れ、長崎市では港や湾内で短時間に海面が急上昇する「副振動」が発生した。

 福岡管区気象台によると、北九州空港(北九州市)で13日午前5時半までの1時間に57・0ミリの非常に激しい雨を観測。地面を掘り下げた道路「アンダーパス」など2カ所も一時冠水し、通行止めになった。JR九州によると、大雨で鹿児島線や日豊線などで上下29本が運休、57本が遅れ、約1万2千人に影響が出た。

 副振動は「あびき」と呼ばれ、潮の干満や高潮の仕組みとは異なり、海洋上の気圧変動で海面が大きく昇降する現象で、長崎港の最大振幅は110センチに達した。被害はなかった。13日の1時間雨量は、長崎県島原市58・5ミリ▽福岡県宗像市44・0ミリ▽熊本県菊池市39・5ミリ-など。

 14日は梅雨前線が南下するため、九州北部はおおむね曇りで、九州南部は所により雷を伴った激しい雨が降る見込みという。

=2014/07/14付 西日本新聞朝刊=

PR

気象 アクセスランキング

PR

注目のテーマ