『西日本人物誌 黒田如水』  三浦明彦 著  (1572円)

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『西日本人物誌黒田如水』三浦明彦著(1572円)

 NHK大河ドラマの「軍師官兵衛」は、いよいよ佳境。豊臣秀吉の軍師となった官兵衛は、これから舞台を九州に移して天下統一を成し遂げていく。

 本書は、主に官兵衛が如水と名をあらためて九州で活躍する姿を史実に基づいて詳細に描いたもので、今後の大河ドラマの副読本として最適だ。

 中津城城主となった後、家督を嫡子長政に譲るものの、朝鮮出兵時には軍監として参戦。石田三成との確執で秀吉の不興を買った如水は隠居生活に入った。しかし、関ケ原の戦いの最中に、遠く九州の地で抱いた如水の最後の野望とは…。

 筑前入りした後、新たに築城した地を「福岡」と改称。晩年の暮らしぶりのほか、家族や母里太兵衛、後藤又兵衛ら家臣団についても詳しく紹介している。


=2014/08/03付 西日本新聞朝刊=

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