九州のお日さま、夏休み? 福岡市の真夏日7日、猛暑日なし

 8月に入っても、九州地方は曇りや雨が多くなっている。17日以降も前線や湿った気流のため、ぐずついた天気が続きそうだ。夏休みの行楽地では、客足に影響も出ている。

 なぜ、天候不順が続いているのか-。福岡管区気象台によると、例年より太平洋高気圧の西側への張り出しが弱いため、前線が南下し、日本列島と重なる位置で停滞。さらに高気圧の縁に沿うように、前線に向かって湿った空気が南から流れ込んでいることが主な要因という。九州付近を通過した台風11、12号の影響もあった。

 福岡市では、例年の8月は最高気温が30度以上の真夏日が続くが、今月に入って真夏日は7日間だけ。35度以上の猛暑日はない。14日発表の九州地方の1カ月予報(16日~9月15日)では、今月22日までは前線や湿った気流で曇りや雨が多くなる見込みだ。

 家族連れに人気の「海の中道サンシャインプール」(福岡市)は、7月5日のオープン以来の入場者数(今月15日時点)が、前年比約3割減の11万6千人。担当者は「雨が響いた。夏休み後半は天気が良くなってほしい」と切実だ。果物狩りが楽しめる「優峰園フルーツランド」(熊本市)では、シーズンを迎えたブドウの生育不良が目立ち、客足も伸び悩んでいる。田尻賢治代表(36)は「育ちが遅くて廃棄処分も出ている。天候不順がこのまま続けば、秋の果物にも影響しそうだ」と話した。

=2014/08/17付 西日本新聞朝刊=

PR

PR

注目のテーマ