袁廣鳴展「記憶のスキャン」 時代問う映像紹介

■10月5日まで 福岡市天神のイムズ 
 時代と文明を問う作風で知られる台湾の映像作家、袁廣鳴(ユェングァンミン)さんの作品を紹介する展覧会「記憶のスキャン」が10月5日まで、福岡市中央区天神のイムズ8階、三菱地所アルティアムで開かれる。

 袁さんは1965年、台北生まれ。90年代からアートとドキュメンタリーを融合した映像作品に取り組んでいる。

 会場では、今年3月の台湾学生による立法院占拠事件を題材にした「占領第561時間目」、原発が見える海水浴場の映像などをちりばめた「エネルギーの風景」ほかビデオ作品9点と大型写真1点を展示。

 3面スクリーンを使用して上映する「消えゆく風景-経過2」は、娘の誕生と父親の死という二つの命をめぐる袁さんの心の動きを、奥行きのある映像で表現し強い印象を残す。

 入場料は一般400円、学生300円、高校生以下無料。問い合わせはアルティアム=092(733)2050。


=2014/09/29付 西日本新聞夕刊=

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