伝統小倉織に新たな命 「築城則子‐縞の今」開催中

築城さんの作品「小倉縞木綿帯蒼水脈」(こくらしまもめんおびあおすいみゃく・2012年) 拡大

築城さんの作品「小倉縞木綿帯蒼水脈」(こくらしまもめんおびあおすいみゃく・2012年)

■復元30周年を記念し北九州市で 
 “幻の布”と呼ばれていた小倉織(こくらおり)を現代によみがえらせた染織家築城(ついき)則子さんの創作の軌跡を紹介する特別展「築城則子‐縞(しま)の今」が11月3日まで、北九州市小倉北区のリバーウォーク北九州5階、同市立美術館分館で開かれている。

 築城さんは1952年、北九州市出身。美しい縦じまと光沢が特徴の小倉織は、江戸時代にはかまや帯の生地として普及したが、昭和初期には生産が途絶えた。小倉織に魅せられた築城さんは、84年に復元に成功。モダンなデザインで小倉織に新たな命を吹き込んだ。

 同展は復元30周年を記念して企画。縞帯や着物などこれまでの代表作のほか、リトグラフやインスタレーション(空間構成)作品も展示している。

 入場料は一般千円、高校・大学生600円、小中学生400円。会期中無休。

 10月18日午後2時から、施設内大学棟3階の西日本工業大学講義室で築城さんと陶芸家の今泉今右衛門さんの対談もある。参加無料、定員150人、当日受け付け。同美術館分館=093(562)3215。


=2014/09/30付 西日本新聞朝刊=

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