噴石シェルター、10火山のみ 自治体「費用負担重い」

阿蘇山・中岳の火口近くに設置されたシェルター(熊本県阿蘇市提供) 拡大

阿蘇山・中岳の火口近くに設置されたシェルター(熊本県阿蘇市提供)

 火山が噴火した際、飛んでくる噴石から登山者の身を守る避難壕(シェルター)を設置している国内の活火山は、気象庁の常時監視対象47火山のうち、草津白根山(群馬・長野)、浅間山(群馬・長野)、阿蘇山(熊本)など10火山にとどまっていることが5日、共同通信の調べで分かった。

 噴火した御嶽山(長野・岐阜、3067メートル)にシェルターはなく、死亡した人の多くが、噴石が当たったことによる「損傷死」だった。

 専門家は「シェルターは有毒ガスや溶岩流への効果は低いが、噴石から一時的に身を守るには有効」と指摘。一方、自治体からは「設置、維持の費用負担は重い」との声もある。

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