皇帝の至宝、ため息誘う 台北故宮展が開幕

開幕初日から多くの入場者でにぎわう特別展「台北國立故宮博物院-神品至宝-」=7日午前10時すぎ、福岡県太宰府市の九州国立博物館 拡大

開幕初日から多くの入場者でにぎわう特別展「台北國立故宮博物院-神品至宝-」=7日午前10時すぎ、福岡県太宰府市の九州国立博物館

 福岡県太宰府市の九州国立博物館で7日、特別展「台北 國立故宮博物院-神品至宝-」(西日本新聞社など主催)が始まった。11月30日まで。台湾の台北故宮が所蔵する、中国の歴代皇帝コレクション約70万件から厳選した110件を集めた展覧会とあって、午前9時半の開館時には約300人が列をつくった。

 豚の角煮をかたどった「肉形石」(今月20日まで展示)や書聖・王羲之(ぎし)の最高傑作とされる「定武蘭亭序巻」など、中華文明の神髄ともいえる文物の数々に来場者は見入っていた。山口県下関市から訪れた女性(35)は「汝窯(じょよう)の青磁の繊細な美しさに引き付けられました。どれだけ見ていても飽きません」とため息。福岡県篠栗町の男性(86)は「代々伝えてきた中国の皇帝はすごい」、妻(78)も「現代にも通じる素晴らしいものばかり」と話した。

 会期中、一部展示替えがある。一般1600円、高大生900円、小中生400円。NTTハローダイヤル=050(5542)8600。


=2014/10/07付 西日本新聞夕刊=

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