作兵衛画 九州国博で展示 田川市外では遺産登録後初 来年4月、保存作業の完了を記念

田川市石炭・歴史博物館で開催中の山本作兵衛の原画展 拡大

田川市石炭・歴史博物館で開催中の山本作兵衛の原画展

 世界記憶遺産に登録された山本作兵衛(1892~1984)の炭鉱記録画や雑記帳などが来年4月、九州国立博物館(太宰府市)で展示されることになった。九州国博で実施している炭鉱記録画などの状態調査や保存処置作業が、本年度中に完了することを記念。登録画展は田川市石炭・歴史博物館で春と秋の年2回催されているが、館外開催は登録後初めて。

 田川市によると、4月1日~19日、九州国博の1階ミュージアムホールで公開。温度や湿度を調整できるガラスケースの中で炭鉱記録画などの登録資料を紹介するほか、会場には複製画(レプリカ)を並べ、保存処置作業やレプリカの特徴を説明するパネル展示も行う。観覧無料。

 山本作兵衛関連の世界記憶遺産は炭鉱記録画が589点、雑記帳や写真などが108点。2011年5月に国内で初めて登録され、市は12年度から紙の酸化などを防ぐ保存処置に取り組んでいる。 


=2014/11/20付 西日本新聞朝刊=

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