九州、元日は大雪の恐れ 強風で交通に乱れも

強風で崩れかけた建物解体現場の足場=31日午後0時半ごろ、北九州市八幡東区 拡大

強風で崩れかけた建物解体現場の足場=31日午後0時半ごろ、北九州市八幡東区

 急速に発達する低気圧の影響で、九州地方は31日から1月2日にかけて、各地で非常に強い風が吹き、山地を中心に大雪になる恐れがある。3日にかけても強い冬型の気圧配置となるため、気象庁と国土交通省は31日、車を運転する場合は立ち往生などへの警戒が必要と呼び掛けた。

 福岡管区気象台などによると、31日は沿岸部を中心に北西の風が強く、福岡市や佐賀県唐津市などに暴風雪や暴風警報が出た。1日午後6時までの24時間予想降雪量は福岡、佐賀、熊本、大分各県の山地で10センチ、鹿児島、宮崎両県の山地で5センチ。平野部でも積雪の恐れがあるという。

 北九州市八幡東区では31日午前、解体工事現場の足場(高さ約20メートル)が強風にあおられて崩れかかった。けが人はなかった。福岡県築上町では落雷が原因とみられる民家火災が2件あり、同県苅田町や田川市などの1万戸以上が最大で約1時間20分間停電した。

 強風は交通機関も直撃した。福岡市と長崎県・壱岐などの離島を結ぶフェリーや高速船に欠航が相次ぎ、1日の一部欠航も決まった。JR筑肥線は一部区間で徐行運転したため、上下線で14本が運休し、17本で最大約80分の遅れが出た。

=2015/01/01付 西日本新聞朝刊=

PR

PR

注目のテーマ