「百済展」に実物の七支刀 登場

 福岡県太宰府市の九州国立博物館で開催中の特別展「古代日本と百済の交流-大宰府・飛鳥そして公州・扶餘」(西日本新聞社など主催)に15日、奈良県天理市の石上(いそのかみ)神宮が所蔵する国宝「七支刀(しちしとう)」の実物が登場した=写真。九州初公開。2月15日まで展示される。

 七支刀は六つの枝刀が付いた異形の刀。4世紀に百済からもたらされたという。日本書紀に登場する、百済王が倭王に贈った「七枝刀(ななつさやのたち)」とされる。刀身の両面に金象眼で施された計61文字の銘文が、当時の東アジアの交流を物語る。

 この日は特別展の開催記念式典があり、来賓の韓国国立中央博物館の金英那館長が「特別展を通じて国交正常化50周年を迎える日韓関係がより深まることを願う」とあいさつした。

 特別展は3月1日まで。七支刀の実物を展示しない期間は模造を公開する。問い合わせはNTTハローダイヤル=050(5542)8600。


=2015/01/16付 西日本新聞朝刊=

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