日韓 茶会で心の交流 九博

 特別展「百済展」を開催中の九州国立博物館(太宰府市)で25日、日韓交流茶会があった。九博振興財団が、かつて百済の都があった韓国・扶余の「百済礼茶院」の尹順花(ユンスンファ)院長と太宰府市に住む表千家の山浦二三子さんに呼び掛けて開催。参加者約120人が、日本の抹茶と韓国の煎茶のお点前や味の違いを楽しんだ=写真。

 交流茶会は同財団が毎年催している。今年は日韓国交正常化50年で、九博で百済展も催していることから「日韓の政治の行き詰まりを文化力で補えれば」と百済礼茶院との茶会を企画。午前と午後の4回に分け、着物姿の女性を中心に約30人ずつが茶席に臨んだ。

 韓国側は民族衣装姿の尹院長ら3人がゆったりとした動きでお点前を披露。参加者には、冷凍したハスの花に注いだ煎茶と手作り菓子を振る舞った。那珂川町から参加した女性(60)は「韓国の作法の奥深さを初めて知りました」と感慨深げだった。


=2015/02/26付 西日本新聞朝刊=

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