入学式 おしゃれに着回しも 普段着をドレスアップ 付け襟、コサージュで

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 卒業、入学シーズンの春は、子どもたちが礼服を着る機会も多い。式典に合ったおしゃれな服装でTPO(時や場所、場合)をわきまえたファッションを学ばせたいけれど、数回しか着ない洋服にお金を掛けるのももったいない…。育ち盛りの子どもには、どんな礼服がふさわしいのだろうか。

 福岡市・天神の岩田屋本店6階の子ども服売り場では、15ブランドで多彩な礼服が並ぶ。例年4月上旬まで、小学校入学式用の洋服を買い求める人でにぎわうという。

 バイヤーの右田英雄さん(43)によると、売れ筋はワンピースやスーツなどきちんと感のある正統派の礼服=写真(1)。洋服、靴までそろえると5万円前後と値は張るが、祖父母が気前よく買ってあげることが多い。「ピアノなどの発表会、冠婚葬祭の予定がある場合は十分に着回せます。長ズボンより半ズボンの方が、大きくなっても丈を気にせずはけます」と担当者。

 通学など日常の着回しを重視するなら、綿など洗濯できる素材でのコーディネートがお勧めという。例えば、人気アイドルグループ「AKB48」の衣装風や、綿シャツと綿パンツ、サマーニットの組み合わせ=写真(2)。プリーツスカート以外は家で洗濯でき、パンツはアジャスター(調節器具)付きなので幅広く着回せそうだ。担当者は「着心地もよく、緊張する式典でも苦しくならないと思います」。

 付け襟やコサージュなどで、普段使いのカーディガンをドレスアップする方法もある=写真(3)。付け襟が5292円、コサージュが3024円。入学式以外でも応用できる。右田さんは「一生に1回のセレモニーなので、お子さんの意見も聞きながら思い出に残る洋服選びをしてほしい」と助言している。

 子育て情報誌やイベントなどを手掛けるリトル・ママ(福岡市)スタッフで、小学2年の女児の母でもある内田さおりさん(44)は「習い事などで用途があればお金を掛けてもいいし、1回だけと考えれば安く済ませるなど、着る時期が短いだけによく考えて。早めに準備すれば、冬のバーゲンやインターネットで安く手に入れる方法もあります」とアドバイスしている。


=2015/03/06付 西日本新聞朝刊=

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