「紅友」の漬物レシピ 福岡市の神さん 投稿の3種紹介

義母から受け継いだ漬物石(13キロ)を手にする神真理子さん 拡大

義母から受け継いだ漬物石(13キロ)を手にする神真理子さん

神さんが作った絶品の漬物。「昭子漬け」(右)と「志津子漬け」

 わが家の冬の食卓には、毎年3種類の漬物が並ぶ‐。2月19日付の紅皿に神(こう)真理子さん(65)の投稿を掲載したところ、「どうやって作るのか」との問い合わせが相次ぎました。秘伝の味はどうやって生まれるのか。福岡市の神さんの自宅を訪ねました。

 「大した物じゃないのに…。恥ずかしい」。神さんは柔らかい物腰で謙遜されたが、出してくれた漬物は明らかにおいしそう。「白菜漬けは厳寒でないとかびが生えてしまう」ということでお目にかかれなかったが、「昭子(あきこ)漬け」と「志津子(しづこ)漬け」を頂いた。パリパリとした食感がたまらない昭子漬け。上品な甘みが口に広がる志津子漬け。初めはお茶請けだったが、あまりのおいしさにおかわりし、ご飯まで頂いた。ごちそうさまでした。

 〈白菜漬け〉一般的な白菜漬けと変わらない。漬けるときの塩や、二度漬けのときの赤唐辛子、昆布、ユズの皮の量は目分量。5日ぐらい漬け込む。たるの上部にある白菜漬けは水分が残り、パリパリとした食感だが、底の方は水分が抜けて酸味が増す。義母から譲り受けた13キロと5キロの二つの漬物石を使い分け、漬け具合を調整している。

 〈昭子漬け‐干し大根のしょうゆ漬け〉

 【材料】大根3キロ/砂糖700グラム/しょうゆ3合(540ミリリットル)/酢8勺(しゃく)(144ミリリットル)/小梅30個/赤唐辛子少々

 大根は皮をむかずに包丁で縦に6~8等分し、屋外で4、5日間干す。夜間は室内に入れる。くにゃくにゃになって総重量が半分ほどになったら、2センチほどのいちょう切りにする。調味料を食品保存容器に入れ、大根を4、5日漬け込む。

 〈志津子漬け‐大根の甘酢漬け〉

 【材料】大根3キロ、ニンジン2、3本/酢1合(180ミリリットル)/砂糖700グラム/昆布、ユズの皮少々

 大根は皮をむく。大根とニンジンを薄めのいちょう切りにし、調味料に漬け込む。


=2015/03/10付 西日本新聞朝刊=

PR

PR

注目のテーマ