九州国立博物館前館長 三輪さんの労に感謝 「愛する会」が送別会

 九州国立博物館(太宰府市)の館長職を3月末で退任した三輪嘉六さん(77)の送別会が7日夕、九博横のレストランであった。市民団体「九州国立博物館を愛する会」(前田和美理事長)主催で同会メンバーなど約50人が参加。三輪さんの長年の労をねぎらった。

 九博を愛する会は「九州国立博物館を誘致する会」が前身で古都大宰府を守る会(現・古都大宰府保存協会)に事務局を置き、初代市長だった故有吉林之助氏を中心に誘致に尽力。開館後は「市民との共生」、「アジアとの交流」を掲げる三輪さんを応援してきた。

 具体的には、九博がベトナムやタイで「日本文化展」を催した際は同行し、日本の伝統的な遊びなどを紹介するワークショップに参加。地元博物館のボランティア市民らと交流した。

 送別会では前田理事長が「三輪さんの『目指すのは地元市民とのつながりが強い東京ディズニーランド』の言葉が印象に残る。愛する会を育てていただいた」とあいさつ。中村信喬さん作の博多人形を贈った。

 三輪さんは「市民との共生を基本に置いてきた。準備室長時代を含め、13年間お世話になりました」と謝辞を述べ、目に涙を浮かべた。島谷弘幸新館長(61)歓迎会も兼ねて催された。


=2015/04/08付 西日本新聞朝刊=

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