「再興第99回院展」 5月6日まで 北九州市で開催

内閣総理大臣賞を受賞した清水由朗さんの「原生」 拡大

内閣総理大臣賞を受賞した清水由朗さんの「原生」

■日本画の意欲作71点を紹介 
 日本美術院に所属する画家の作品71点を紹介する特別展「再興第99回院展」が5月6日まで、北九州市小倉北区室町のリバーウォーク北九州5階、同市立美術館分館で開かれている。

 日本美術院は1898(明治31)年に岡倉天心が創設した日本画の研究機関で、横山大観ら気鋭の画家が集った。経営難で活動を休止したが、大観を中心に再興し、その後も堅山南風や平山郁夫ら大家を輩出した。

 会場では会の代表作家・同人(どうにん)の作品を中心に展示している。松尾敏男さん(理事長・長崎市出身)が故郷への思いを込めて描いた大作「長崎旅情」や洗練された自然描写が光る清水由朗さんの「原生」(内閣総理大臣賞)、カラフルな色づかいが魅力的な宮北千織さんの「佳き日」(文部科学大臣賞)など意欲作が並ぶ。昨年、同人になった北九州市出身の井手康人さんがインドネシア・バリ島の風習を描いた「無始無終(はじめなくおわりなし)」にも注目を。九州在住作家のコーナーもある。

 入場料は一般800円、高校・大学生500円、小中学生300円。会期中無休。問い合わせは同館=093(562)3215。


=2015/04/28付 西日本新聞朝刊=

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