【累犯を断つ】(3)の2 写真グラフ 遠い自立「14工場」 長崎刑務所

四宮 淳平

 長崎県諫早市の長崎刑務所にある、高齢者や障害者20人ほどを集めた「14工場」。高い塀の内側に入ると、社会での自立には程遠い受刑者たちがいた。

 労働、運動、食事など大枠は一般受刑者と変わらない。しかし、労働とは手を動かすだけ。運動は散歩が中心だ。総入れ歯、補聴器の人もいる。夜間はオムツが欠かせない人もいる。

 「力には自信がある」「出所したらパソコンの技術を覚えたい」。屈託なく彼らは言う。「自分が高齢で能力に劣るとは誰も思っていない」。ベテラン刑務官の言葉が重く残った。

(文・四宮淳平、撮影・岩崎拓郎、撮影は2011年11月29日)

=2011/12/16付 西日本新聞朝刊=

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