原爆死没者名簿を風通し、長崎 16万5千人分

原爆死没者名簿の「風通し」をする長崎市の職員ら=21日午前、国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館 拡大

原爆死没者名簿の「風通し」をする長崎市の職員ら=21日午前、国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館

 長崎市は21日、市内の国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館に保管されている原爆死没者16万5425人分の名簿を外気にさらす「風通し」をした。名簿に傷みがないかどうかを確認するため、毎年梅雨入り前に実施している。

 市によると、名簿は計167冊。広島で被爆し、長崎での奉納を望んだ16人分が書かれた1冊と、身元が分からない死没者のため白紙となっている1冊が含まれている。

 この日は、原爆投下時刻の午前11時2分に市職員が黙とうし、作業を開始。窓から穏やかな風が吹き込む中、手袋をはめた職員11人が、白い布の上に並べた名簿を1枚ずつ丁寧にめくった。

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