【あした天気図 私の共同参画考】<5完>頑張ろう!均等法世代 会社経営 友井ルミさん 美容家 IKKOさん

 ■新訳男女 シリーズ第24部■

 福岡市でコンサルタント会社を経営する友井ルミさん(52)と、そのきょうだいで美容家のIKKOさん(50)。二人の対談(前編は7日掲載)は、男女雇用機会均等法の「第一世代」へのエールへと向かっていく。

 -親の死や介護に直面する年代でもありますね。

 友井「5年ほど前に父が亡くなりました。今でも信じられないけれど、心の中にずっと生きている。一方で、76歳の母は元気に美容師を続けています。子どものころ、働いている母親はまだ少なくて。授業参観に来てもらえないのは寂しかったけれど、生き生きと仕事をしている母が誇りでした」

 IKKO「仕事の合間に慌ただしく卵かけご飯を流し込んでいた母の背中は忘れられないね」

 友井「私の会社で、主婦向けのパソコン教室を開いて就業支援をしていたことがあって、その受講生の中には、介護と両立して働いている人もいました。介護は誰に訪れてもおかしくない。周囲の理解が不可欠だと思う」

 -同世代は中間管理職だったり、子育てが一段落したり…。さまざまな悩みを抱えています。

 IKKO「時にはでこぼこ道に身を任せてもいいと思う。私も決して平たんではない道を歩いてきた。涙の次にはきっと笑顔があるから」

 友井「新しいことにチャレンジしたいという気持ちがあるなら、できない理由を探すより、目標に近づくための方法を考えないといけない。自分にもいつも言い聞かせています」

 IKKO「ずっと幸せばかりだったら、反省も生まれないし、成長もないよね」

 友井「まだまだ通過点。これからも突っ走っていきたい。均等法世代の皆さん。子どもたちが夢を持てるような日本にするために頑張っていきましょうね」

 =おわり


=2012/12/08付 西日本新聞朝刊=

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