南海トラフ観測データを初公表 1年に最大5・8センチ移動

 海上保安庁は18日、南海トラフ巨大地震の想定震源域の海底で、東日本大震災後の約4年間に観測した地殻変動の詳細を初めて公表した。南海トラフの陸側プレート上の海底に設けた15カ所の観測点は、1年間に最大5・8センチの割合でおおむね北西方向に移動していた。

 南海トラフは東海沖から九州沖へ延びる溝状の海底地形。海側プレートが陸側プレートの下にもぐり込むように動き、陸側プレートが引きずり込まれてひずみがたまり、この力が解放される際に地震を起こす。

 観測結果によると、静岡県沖で年平均5・8センチ、和歌山県沖で5・6センチ、宮崎県沖では2・2センチの移動だった。

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