藻の遺伝子で視覚回復臨床試験 世界初、米チームが実施へ

 【ワシントン共同】米テキサス州のサウスウエスト網膜財団などのチームが、光を感じる網膜の異常で著しく視力が低下した人や失明した患者の目に緑藻の遺伝子を入れて、視覚の回復を目指す治療の臨床試験を近く実施することが19日、分かった。チームによると、この遺伝子治療の臨床試験は世界初という。

 網膜の細胞の代わりに、緑藻遺伝子が作り出すタンパク質が光を感知する仕組み。ラットなどの動物実験で有効性が確認された。

 治療は、網膜の最深部で光を感じる「視細胞」が変性し機能を失う「網膜色素変性症」の患者が対象。最大15人に緑藻の一種の遺伝子を目に注射し、網膜の細胞に入れる。

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