異種移植の指針改定へ ブタの細胞で厚労省研究班

 動物の臓器や細胞を人間に移植する「異種移植」について、厚生労働省は11日、ブタの細胞を移植できるように同省研究班が指針を改定する作業を進めていると明らかにした。5月にも同省の専門家部会に報告する。福岡大などが3年後にブタの膵島細胞を糖尿病患者に移植する臨床研究の申請を目指している。

 異種移植は臓器不足を解消するため世界中で研究されている。未知の感染症が広がるのを防ぐため、2001年度の研究事業で研究班が策定した指針では、人間への感染の危険性を避けるべき病原体として、ブタの遺伝子に組み込まれたレトロウイルスを挙げ、移植は事実上できなかった。

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