ふるさと納税で義援金 茨城県境町通して熊本県に

 地震で大きな被害を受けた熊本県を支援しようと、茨城県境町がふるさと納税の仕組みを活用して義援金を受け付けている。納められた寄付金を、そのまま熊本県に送る。昨年9月の関東・東北豪雨の経験を踏まえた取り組みで、境町によると、16日から19日午後3時までに約4600万円が集まったという。福井県も同様の募集を19日から始めた。

 ふるさと納税のポータルサイト大手「ふるさとチョイス」で、熊本県支援の専用ページから境町に寄付すると、全額が同県に義援金として送られる。通常のふるさと納税と同じく2千円の自己負担を超えた金額の税金が軽減される。お礼の特典はない。

 境町は、寄付者の税軽減に必要な証明書を発行する。豪雨災害の経験から、被災した自治体が証明書を発行する余裕がなく、直接寄付を受けることが難しいと判断。熊本県の意向を確認して協力することにした。

 町の担当者は「県がふるさとチョイスで義援金の募集ができるようになるまでの間は続けたい」としている。ポータルサイトの運営会社には複数の自治体から申し出があり、こうした取り組みが増える見込みだ。

 ふるさと納税は、応援したい自治体に寄付をすると居住地の住民税などが軽減される。東日本大震災のあった2011年は被災自治体への寄付が増加した。

PR

気象 アクセスランキング

PR

注目のテーマ