化血研、全製品の製造停止 建物被災、当面は不足せず

 熊本、大分両県で相次ぐ地震で、ワクチンや血液製剤を製造する化学及血清療法研究所(化血研、熊本市)の建物や設備が被災し、20日までに全製品の製造が止まった。

 厚生労働省によると、復旧のめどは立っていない。A型肝炎や狂犬病のワクチンなど、化血研が国内製造を独占している製品も含まれるが、いずれも販売会社などに在庫があり、当面は不足しないという。

 化血研の職員も被災しており、被害の実態調査が滞っているもようだ。再開が遅れると、海外製品の輸入や他社による代替生産の検討が必要になる。厚労省担当者は「まずは被災状況を把握したい」と話した。

 化血研は血液製剤の未承認製造が発覚し、1月に業務停止命令を受けたが、他社の代替品のない製品は対象外となり、製造を続けていた。

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