博多―熊本、23日にも再開 九州新幹線、試験走行へ

 JR九州は21日、九州新幹線の不通区間のうち、博多(福岡市)―熊本(熊本市)で安全確認のための試験走行を23日にも実施すると発表した。試験走行を経て、同区間で23日中の営業運転再開を目指すとしている。一方、在来線の鹿児島線熊本―八代(熊本県八代市)は21日に運転を再開し、鹿児島線全線が1週間ぶりに復旧した。

 JR九州は設備の点検作業を進め、博多―熊本には大きな損傷がないことを確認した。新玉名―熊本で高架橋のひび割れや防音壁の落下などが25カ所見つかったが、構造物の強度に問題はなく、運転再開に向けた応急処置は22日にも終わる見通しだ。

 新水俣(熊本県水俣市)―鹿児島中央(鹿児島市)は20日に運転を再開しており、博多―熊本が復旧すれば、残る運休区間は熊本―新水俣となる。

 博多―熊本の運行には8両編成と6両編成を使い、安全に配慮して通常より速度を落とすという。山根久資広報部長は「新幹線の博多―熊本再開は、これからの復興にも欠かせない。安全性を考えながら、早期の復旧を目指していきたい」と話した。

 鹿児島線の全線復旧により、第三セクターの「肥薩おれんじ鉄道」や、部分的に運転再開した九州新幹線を乗り継げば、福岡と鹿児島を鉄道で往来できるようになった。

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